バーr……blog のようなもの 2012 年 11 月

2012 年

11 月 23 日 ( 金 )

Synchronicity

ぼくが The Police と出会ったのはこの Synchronicity が最初になる。20 年近く前のことだ。

20 年近く前のぼくは、女房にことわって、なにか面白い CD はないかと女房の CD ラックを漁っていた。その時にふと手にしたのがこの CD だった。

ぼくは Police というバンド名に惹かれて、この CD を聴いてみることにした。

というのも、女房と出会うよりもずいぶん昔の 20 歳ごろ、ぼくはとあるスキー場でアルバイトをしていて、そのバイト先にイギリスからの帰国子女だった友人がいて、彼から「今なら Police だよ。Police を聴くべきだよ」と熱心に勧められていたのだ。

その「今」からはずいぶんと経ってしまったけれど、20 年前のぼくはその CD を聴いてみることにした。

再生ボタンを押したとたん、ぼくは仰け反ってしまった。タイトルチューンの Synchronicity のテンションと疾走感が半端じゃない。Mother の凄みも半端じゃない。

ぼくはたちまち Synchronicity の世界にのめり込んでしまった。

普段ロックは聴かない女房はご多分に漏れず Every Breath You Take を目的にこのアルバムを購入したらしい。たった 1 曲のためにアルバムを購入するとはなかなか太っ腹だ。なんでも女房は Mother は気持ち悪いので大嫌いだそうだ。そうか。あの良さがわからんか。

とはいえこの二つのことが重ならければ、帰国子女の友人がぼくに Police を強くプッシュしなければ、女房が Every Breath You Take を目的にこのアルバムを購入してなければ、ぼくは The Police に出会うことはなかったろう。

友人と女房に感謝しないといけない。