バーr……blog のようなもの 2024 年 01 月

01 月 13日 ( 木 )

Pacific Ocean 製品版が届いた

Pacific Ocean という Print And Play のカードゲームのイラストが綺麗なので、基本セットのダウンロードリンクをメールで通知してもらってプリントしてみた。

ダウンロードリンクを取り寄せる方法は簡単で、公式サイトの最下部にフォームがあるので、メールアドレスを入力して "Download free geme" と書かれたボタンをクリックすれば良い。

あとはメールで送られてきたリンクからダウンロードしてプリントして、カードをカットすれば基本セットの出来上がりだ。

ソロプレイ用拡張基本セットも無料で公開されていて、やはりメールアドレスを知らせるとダウンロードリンクが送られてくる。このソロプレイ用拡張はテスト版という位置づけではあるけれど、製品版と変わらないものが含まれているので、PDF をダウンロードしてプリントすれば製品版と変わらずプレイすることができる。

英語でやり取りすることになるがゲームのことでなにか気がついたことがあれば Board Game Geek のフォーラムでゲーム・デザイナーにフィードバックすると喜ばれるかも知れない。

またカードを印刷すると同時に Board Game Geek で公開されているルールブックを日本語に訳してプリントしてみた。上の画像のリーフレット状のものがそうなのだが、カード類に書かれたテキストは読めなくてもゲームをする上でまったく影響がないので、ルールを 1 度覚えてしまえば英語がわからなくてもまったく困らない。

自分以外にルールブックを日本語訳した人が他にもいて、和訳ルールが欲しかったら X で DM して欲しいとのこと。でもゲームデザイナーに許諾は取ってないんだろうな。自分には怖くてできんわ。

デザイナーに送ったメールアドレスは、PDF のダウンロードリンクを知らせるためだけでなく、デザイナーからの DM も送られてくるが頻度は非常に少ないだけでなく、オトクなクーポンコードが送られてきたりもする。なのでメールアドレスをゲームデザイナーに知らせることを怖がる必要もない。

PDF ファイルにはカードの表面と裏面の画像があるので、それぞれ印刷して台紙をサンドイッチしてスリーブに入れてやるとよい。

表面

裏面

Print and Play バージョンのカードのサイズはトランプのポーカーサイズを少しだけ小さくしたようなサイズで、ボーカーサイズの台紙と一緒にスリーブに入れると扱いやすくなる。ダイソーのポーカーサイズのトランプデッキが 110 円でカード用台紙を買うより圧倒的に割安なので、ダイソーのトランプデッキを台紙代わりに使うのが賢いかも知れない。

基本セットのカード構成は以下の通り。

水生生物カード

サンクチュアリカード

Bot カード
(ソロプレイ用拡張)

とここまでが無料で PDF ファイルが配布されている Print and Play 用基本セットの話で、ここからは製品版の話。製品版には以下のものが同梱されている。

基本セット (Print and Play 版と同一)
  • 水生生物カード 16 枚
  • サンクチュアリカード 2 枚 (両面印刷)
  • Bot カード 3 枚 (ソロプレイ用拡張、両面印刷)
Tropical Fish 拡張
  • Tropical Fish カード 9 枚
  • サンクチュアリカード 1 枚 (両面印刷)
  • Bot カード 3 枚 (ソロプレイ用拡張、両面印刷)

Tropical Fish カード

サンクチュアリカード

Bot カード
(ソロプレイ用拡張)

カードは Bicycle のカードデッキに見られるようなエンボス加工がされていて、シャッフルなどもしやすいようになっている。質感も非常によい。

エンボス加工されている

自分はカードが傷むのが嫌なのでスリーブに入れている。そのためせっかくのカードのエンボス加工がオミットされてしまっているが、カードが傷むよりはいいかと割り切っている。

基本セットではプレイヤーは 2 人までだったが、製品版に同梱されている Tropical Fish 拡張により 3 人でのプレイが可能になっている。

また同梱されている説明書に 4 〜 6 人までのプレイヤーをサポートする拡張セットアップ方法が記載されている。そのセットアップ方法をここに書いてしまいたいのだけれど、基本セットの説明書に記載のない拡張の内容を書いてしまうのは、やはりまずいだろうな。

なお Tropical Fish 拡張に対応する説明書の一部も左の図のように日本語化した。もちろん配布にはゲームデザイナーの許諾が必要なので、勝手に配布するわけにはいかない。

Board Game Geek のフォーラムなんかを読んでいても、ネットにアップされたものは全て CC0 もしくはパブリックドメインだと自分に都合よく考えている人間が非常に多くてげんなりする。ライセンスが明記されていなければ無条件で Copyright All Right Reserved であって、私的利用を除いて利用することはできない。