日本のアマゾンでポチって約 1 ヶ月。ようやくブツが手元にやってきました。
なにもトラブルがあったわけではありません。海外発送なのは想定外でしたけど。
日本のアマゾンで注文して、発送の知らせを受け取って、注文履歴を確認したら、なんとロイヤルメールで送られてるとあったので、英国から発送されるのはその時点でわかっていました。
いざ開封。
カルカソンヌの拡張 The Tower です。一瞬ドイツ語版か?と思ったのですが……
箱をよく見ると 999 Games というエンブレムが。
999 Games 見たこと無い子ですね。ドイツ語版なら Hans im Glück がクレジットされているはずです。
なんだか悪人面したピエロ (?) がデザインされていて、The Tower 拡張の持つ邪悪さを象徴しているようです。まぁ邪悪さというのは半分は冗談ですけど。ただ The Tower 拡張は相手のプレイの妨害手段を増やすタイプの拡張なので、嫌いと明言する人は少なくないようです。
なお調べてみると 999 Games いうのは、オランダのパブリッシャーのようです。
つまり日本のアマゾンでポチったらオランダ版が英国から発送されて手元に来たことになります。
調べてみたらカルカソンヌのパブリッシャーは英国にはなく、なので英国ではカルカソンヌをプレイしようとすると、EU 圏から輸入するしかないようです (英国の EU 離脱って完了してましたっけ?)。
なおカルカソンヌの英語版は米国のパブリッシャーの Z-Man Games が出しています。日本版のパブリッシャーはご存知でしょうがメビウスゲームズさんです。
オランダ版で困らないのか?という意見がありそうです。
結論から言うと問題ありません。
The Tower 拡張の英語版の説明書を米国のパブリッシャー Z-Man Games さんが PDF で公開しているので、それを日本語に訳すだけです。
現在は英語だけでなくいろんな言語を翻訳できる Web サービスやアプリが充実しているので、本を翻訳する場合でも楽ちんですし、あるいは義務教育の英語の授業より楽ちんです。ただ Web サービスやアプリはけっこうおかしな訳を当ててくるので、意味が通るように自分で英文を読むことも重要です。
日本語のマニュアルがないとはいえ、タイルに言葉は描かれてませんし、ミープルも単にミープルです。ドイツ語版だろうと英語版、オランダ語版だろうとルールを理解さえしてしまえば、プレイに困ることはありません。
とはいえ、日本語マニュアルがついた The Tower があるに越したことはないのでメビウスゲームズさんに再版を期待したいところです。ですが、問題は日本で拡張を再販してはたして売れるかどうかという点がネックになりそうです。
ぶっちゃけカルカソンヌは拡張なんてなくてもおもしろいゲームなので。