はじめにお知らせしなければならない。X のアカウントが停止されてしまった。
以前も bot 判定されてしまって X にアクセス不能となったことがある。その時は自動アカウント復旧システムを利用してアカウントを復旧できた。今回は現在肝心の自動アカウント復旧システムがエラーを返してくる。つまりアカウントを復旧できない。
タイトルにあるように SUP 業界やメディアに取材されたインストラクターの若者に X で不信感を露わにしてしまった。自分が持った不信感は恐らく間違っている。なのでフォローアップしたかった。だが X にアクセスできない。詰んだなどと言ってられないので、自分の日記でフォローアップすることにする。
まず SUP 業界に不信感を持った経緯を話さなければならない。
理由は単純明快だ。SUP のスクールのページは山ほどあるが、どのスクールのページを見ても "学科" という文字が見当たらない。
ウォータースポーツの 1 つである SUP では安全のための知識は欠かせないはずだ。そのためにスクールには "学科" が存在しなければならない。なのにまったく見当たらない。見つかるとしてもインストラクター養成講座にしか見つからない。
スキューバは C カードなしでタンクを借りることができない。つまり学科をクリアする。コンファインド・ウォーターでの実技をクリアする。オープン・ウォーターでの実技をクリアする。この 3 つをクリアしなければならない。すべてのダイバーが安全なダイビングを行えるようになるためそうなっている。
それに対して SUP は道具さえ揃え、スクールで道具の使い方さえ学んでしまえば、個人でいくらでも水の上に出かけることができてしまう。エントリーレベルであってもスクールに安全教育が欠落していたらだめだろうとしか思えなかった。
SUP 業界についてはネットにある情報以上のことはわからないので置いておく。恐らく実際には学科で安全に関することは教えていると信じることにする。
下のニュース動画を見て SUP インストラクターという存在にも不信感を持ってしまったのだけど、これに関してフォローアップしたい。
まるで堰の危険性についてインストラクター氏が理解していないように見える。動画にそのようなコメントもついている。しかし軽率にそう考えてはいけないと、ある画像を見て気がついた。
以下の画像は Google Maps でたまたま見つけた通常時の事故現場の画像である。
貯砂ダム上流側と下流側の水位差がないと画像なような状態なのだ。
通常時がこのような状態であるならば、ニュースで頻繁にでてくる、こんな場所での事故は聞いたことがないというような言葉もうなずける。またインストラクター氏の上手い人なら越えられるかもといった発言もわからないではない。ボードは壊れそうだが。
もちろん動画内でカメラを向けられているインストラクター氏が NHK の報道にあった下の画像の状況をこれまで見たことがないとすれば、彼や彼だけでなく誰もが長島貯砂ダムに危険性を感じることは不可能だ。
結局のところ教科書に載っている事柄だけでは、そのポイントの危険性は何も判断できないし語れないはずだ。そのことを自分はすっかり失念していた。特定のポイントを知り尽くすというのは言葉では簡単だが、そうそう容易に達成できるものではない。
X で不信感を露わにしてしまったインストラクター氏には伏してお詫びしたい。
やはり通常時の長島貯砂ダムを知っていると、このダムが特定条件時に非常に危険な場所になると予測するのは難しそうだ。
下の動画を見る限り、奥大井接岨湖カヌー競技場エントリーポイントと長島公園との間を、貯砂ダムを越えて行き来するのが普通だったようである。動画を見る限り、長島貯砂ダムの物理的危険性を認識するのは難しいと考えるが、他の人はどう考えるだろうか?
通常時が動画の通りだから地元ショップのインストラクターもなんであの場所で?というような一見不思議な反応をしてるのではないだろうか。彼は遭難が発生したときの長島貯砂ダムを見ていないのだ。そして恐らくは亡くなったお二人も同様に遭難時の長島貯砂ダムの危険性を認識できていなかったのではないだろうか。
え?なんでここで?え?やばいやばい?吸いよせられて戻れない?え!?やばいやばい!!わー!!ってなった可能性が強いように感じざるを得ない。