バーr……blog のようなもの 2012 年 05 月

2012 年

05 月 22 日 ( 火 )

自分自身がドラムが叩けるということ

自分は健康状態が許すのであればドラムを叩きます。また手元にはモーリスのアコギがころがっています。なので「ドラムが叩けるんですか。すごいですね」だとか「ギターも弾けるんですか。すごいですね」などと言われてしまうことがあります。が自分はまったくすごくないのです。

ギターはせいぜいちょっとしたコード弾きができるぐらいで、ギター弾きの人のようには弾けません。曲を書くときにコードの確認をしたり、ベースラインやメロディーを考えるときに音をだすくらいのことしかできません。

自分の考える「私がギターが弾ける状態」というのは、楽曲があって、その楽曲のアンサンブルに適したフレーズを思いつけて、そのフレーズを弾くのに適した音を適切なフィンガリング、ピッキング、あるいは指で的確に表現することができて、当然ミスなどしない。そういった状態になって初めて、私にとって「私はギターが弾ける」と言うことができると思うのです。

なので私はまったくギターを弾くことができません。中高生のギターキッズのほうがよほどギターを弾けるでしょう。

ドラムも似たようなものです。

私にとって「私がドラムが叩ける」という状態は、楽曲があって、その楽曲のアンサンブルに適したフレーズを思いつけて、そのフレーズを叩くのに適した音を出すのに必要な手順 ※1 とタッチを適切に選ぶことができて、全身くまなく両手両足の指先などの細部に至るまで適切にコントロールして的確にアンサンブルを表現できることができて、当然ミスなどしない。そういった状態になって初めて、私にとって「私はドラムを叩くことができる」と言うことができると思うのです。

なので私はドラムも叩けていないのです。

※1 "手順" とはギターでいう "運指" に相当すると思います。

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