新年の抱負をざっと。
根拠となる論文リストはまた後日。
私の主治医が以前某公益社団法人発行の月刊誌に 5 年間連載していた、統合失調症はどこまでわかったかという連載記事を、朝から HTML 化している。
元が PDF なのだけどオリジナルの PDF の作成方法が、ソフトを使って自動的に文字起こしするのに適さない作られ方をしている。そのために HTML ファイルにコピペしてエディタでゴリゴリ修正しながら作成している。
自分はうつ病なのに、なぜ統合失調症の連載を HTML 化してるのか。
それは連載記事中に、双極性障害やうつ病、非定形精神病、発達障害、その他の精神病にも触れているからだ。なぜ統合失調症の記事に他の精神疾患に関する記載があるのかは、実際の連載記事を読んでいただいて理解していただきたい。
また自分の病気に関係するだけでなく、最近の精神医学の進歩が激しく、なかなか刺激的な内容になっていて興味深いというのもある。
最近の精神医学のトレンドを網羅的に俯瞰するのに非常によい。本にして出版してほしい。そういう系統の本はすでにあるけど、ここまで網羅的じゃないと思うので。
朝からずっと続けているのでかれこれ何時間だ?12 時間くらい?流石に疲れてきた。
HTML 自体は著作権だけでなく様々な配慮事項があってオンライン上に公開できないのだけれど (繰り返すが、オリジナルの月刊誌の PDF はオンラインで公開されている)、この連載はきちんと自分の病気について知りたい患者本人やご家族等には助けになると確信する。というよりも実は 20 年以上前から、そう思ってる。専門的だけど患者にもわかるように平易に書かれてる。
しかもこの連載の内容への理解が、最近自分が日記にも書いている HSP とか BDNF だとか Nrf2 関連の知識をきちんと理解する上での、前提条件にもなっている。