前日の日記に書いたとおり、軽率にも出来心で坂に向かったために、落車して顔面でスライディングしてしまい、そこそこ出血して、一人ぼっちで大騒ぎだった。なめてたわけじゃないんだけど、試してみたかったのよね。坂を登れるかなぁ、って。坂を登る前の下りで事故ってしまったけど。
若干の心理的なダメージと、顔面が炎症を起こして豚まんみたいにところどころ膨らんでいたので、大事をとってデイケアを休んだ。
デイケアに休所することを電話で伝えたところ、訪看を呼べとか、いや訪問看護では医師の処方がないと何もできないので外科に行けとか、皮膚科に行けと、昼過ぎまで大騒ぎになってしまった。申し訳ない。
日頃お世話になっている訪問看護ステーションの看護師さんに、皮膚科か外科に今日中に必ず行け、と強く言われて、仕方なく最寄りの皮膚科を探して、駅前の皮膚科の午後診におじゃますることにした。
皮膚科の先生が開口一番「これは派手にやったなぁ。だいぶ血がでたやろ」
事故のとき、幸いバンダナを持っていて、それで圧迫止血法で止血したところ、自宅に着く頃にはほぼ出血は止まっていたことや、その後、水道水だが傷口を洗浄して、ティッシュとバンドエイドで止血と傷口の保護を行った、などと説明する。
手が震えたりとかないかと尋ねられたので、神経症状は一切ないことと、軽いむちうちにはなっていることを説明する。もしこの後、神経症状がでるようであれば、救急車を呼んで脳神経外科に向かうとも。
これくらいの傷だったら、本当なら救急車を呼んで、外科で縫ってもらったほうがよかったんだが、と言われたけれども、もうそういう段階を過ぎている。当然事故は外で起きたので、出血はひどかったものの、傷がどれくらいひどいものなのか、その時にわからなかったし、やむをえなかった。
他人がいたら救急車を呼んでくれていたかも知れないが、昼間の団地の公園には人はいないので、やはりやむをえなかった。セルフィーを撮って確認することを思いついたのも、すでに止血処置をした後だったので、やはりやむをえなかった。
結局救急車で外科に駆けつけるというタイミングを逸してしまった。やむを得なかった。
結局抗生剤がでることもなく、患部に塗布する消炎剤の軟膏と、頓服として痛み止めをもらって帰宅した。
顔中、豚まん状態だが、しばらくは仕方ない。擦過傷やエグく肉が落ちているところも、そのうち治ったり、肉が盛り上がってくると思うので、それまで我慢。